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肩こりのダンサー

ストリート系のダンサーの方って、あの身体全体を使った動きを見ると、肩こりなんて無縁な感じがしますよね?
ところが、今回の方(40代女性)は10年以上の慢性的な肩の痛み(肩こり)で来院されたのです。

旦那さんは静岡ではカリスマ的なダンサーだそうで、ご本人もダンスの先生をしながら、自分自身も様々なコンテストに参加しているベテラン。
・・・なのに何故肩こり?

症状を聞いてみると、「鎖骨が、特に右の鎖骨が異様に飛び出していて、毎朝起きると特に右肩が痛い」とのこと。

私は、もうこれでピーンッと来ました。

この文章を読んでいる方へ・・・
まず自然に立って、右腕をだらんと下に下ろした状態で、左手で右の鎖骨を触って、自分の鎖骨がどれ位出ているか確認して下さい。
そして、その状態のまま、右肩をぎゅ~っと前に出してみて下さい。

どうですか?肩を前に出すと鎖骨も飛び出すのがわかりますよね?

そうです。この方の場合には鎖骨だけが飛び出したわけではなくて、肩がかなり前に出てしまっているのです。
そして、『朝起きた時に痛い』ということから、寝ている間に悪くなっているということがわかります。

案の定、この方はここ何年も、毎日ほとんど右向きで寝ているとのこと。

原因を説明したら、「あ~、原因が解って良かった。実は鎖骨が飛び出してしまう病気じゃないかと心配していた」と、かなり安心した様子。

第三者から見れば簡単なことなんですが、自分の姿勢を客観的に見るって難しいので、どうしても痛い部分だけ“おかしくなってる”と思ってしまうようですね。

でもねぇ、この方はダンサーですが、昼間は看護師をしていらっしゃるのです。しかも整形外科。(+_+)

| 臨床現場から | 03:48 PM | comments (x) | trackback (x) |

 

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