2008年11月28日(金)
痩せすぎも生活習慣病の原因に
産経ニュースによると、赤ちゃんの出生体重が戦前を下回ったことがわかったそうです。
先進国では減っているのは日本だけで、海外の研究者も驚きをもって注目しているとのことですが、そりゃそうでしょう。
戦前に比べて著しく栄養環境が良くなっている現代で、しかも経済大国と言われる日本で生まれてくる赤ちゃんが栄養不良となれば、「いったいどうなってるんだ???」となりますよねぇ。
記事によれば、主原因は女性のやせ志向(過剰なダイエット)で、喫煙やストレスなども影響しているらしいとのことです。
私のところに相談にいらっしゃる女性の中にも、「毎日食事はしないで、お菓子しか食べてない」とか「ダイエットのために毎食サラダしか食べていない」といったメチャメチャな食生活の方が少なくありません。
最近の研究によれば、母親の胎内で十分な栄養が得られなかった赤ちゃんは、遺伝子情報の『省エネスイッチ』が入って生まれてくるのだそうです。
つまり、「胎内で栄養不良」=「世の中は飢餓なのだ」と錯覚してしまって、身体の構造そのものが、少量の食事で生活できるように組まれた状態で生まれてくるというわけです。
・・・ということは、生まれてから普通の食事を摂ると、省エネモードの身体にとっては『食べ過ぎ』になってしまうわけで、生まれつき糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病になりやすい身体ということになります。
とてもかわいそうなことですが、お母さんがダイエットしていたばっかりに、その子供は生まれつき生活習慣病になりやすくなってしまうわけです。
今年から「メタボ健診」が始まって、40代以上の世代では『肥満』が問題になっている一方で、20代~30代の女性では『痩せ過ぎ』が問題になっているとは、どうしてこんなに両極端になってしまうんでしょうね。
| 健康情報 | 05:55 PM | comments (x) | trackback (x) |

