2010年06月14日(月)
ペットと一緒に寝ないで
当院にいらっしゃる方は、寝ている時の姿勢が悪くて悪化している方が結構多いです。
一番多いのは「いつも必ず横向で寝ている」という方ですが、最悪なのは「うつ伏せ寝」です。
人間の身体は、硬めの布団に仰向けで寝ていれば肩や背骨の形が綺麗に整うのですが、仰向け以外の姿勢で寝ると、その姿勢で寝やすい形に身体全体が歪んでしまうのです。
例えば、いつも右向きで寝ていると、右肩が前に出て下がり、背骨は全体的に右に弓なりに曲がり、骨盤は左に寄ってしまいます。また、肩や背中や股関節の筋肉が、右側だけ固まってしまうため、その部分に痛みなどの問題も起こります。
横向で寝る方でも、寝返りをよく打てば全く問題はないのですが、困ったことに、悪くなってしまう方は寝返りを殆ど打たないのです。
そういうわけで、私は基本的に「なるべく仰向けで寝て下さい」と指導しています。
ところが・・・、何回通っていても、毎回「またおかしな姿勢で寝ていました」という方が時々います。
そういう方に寝ている時の状態を聞いてみると、「犬と一緒に寝ていて」とか「猫が布団に入ってくるので」といった回答が多いです。
中には、「猫が3匹いるので、身体の横に来たり、足元に来たり、乗ってきたりして、どうしても変な姿勢になってしまいます」という方もいました。
「動物よりも自分の身体の方が大事ですから、身体が良くなるまでは一緒に寝ないで下さい」とお話しても、「かわいそうなので・・・」などと言って、どうしても一緒に寝ることは止められないようで、困ったものです。
身体が治らなくてず~っと通って頂いても私は困らないのですが、ペットのためなら自分の身体が悪くなっても構わないという感覚は、私には理解できません。
| 臨床現場から | 12:41 PM | comments (0) | trackback (x) |

