それでも骨盤は歪む(ガリレオ風)
今週の『カラダのキモチ』という健康情報番組のテーマは『骨盤』でした。
多分、姿勢矯正の指導員の方が出てきて、よくありがちな「骨盤が歪むと太りやすい」などといった話かな?と思って観ていたら、意外なことに整形外科の先生が出てきました。
そして・・・、何と・・・、
「骨盤は歪みません」(キッパリ)と言うではないですかっ!!
そして更に、「出産の時にはわずかに1cmほど開きますが、自然に閉じます」と言ったり、「足の長さが違う場合には、(骨盤の歪みでなく)股関節の骨頭に問題がある可能性があります」と言ったりするのです。
う~む、整形外科の先生は、未だに歪むことを認めていないのですねっ!!
ここ20年くらいは、「骨盤は歪まない」という発言は聞いたことがなかったので、既に整形外科の医師も歪むことを認めているのだろうと思っていました。
昔は「不動関節」(絶対に歪まない)と考えられていたそうですが・・・。
番組の中では、「立った状態では骨盤が傾く方でも、寝た状態では水平になります」と言っていました。
しかし、(私を含めて)カイロプラクターは、寝た状態で検査して骨盤が歪んでいる方を毎日診ています。
実際には、骨盤は歩くたびに(少しですが)動きます。
動くだけなら何も問題は起きませんが、片足を上にして足を組んでいたりすると、骨盤の片側(の腸骨)だけが動いた状態で固まって(癖がついて)しまいます。
その状態が『歪んだ状態』です。
また、だらんと浅く椅子に座っていたり、あぐらをかいていたりすると、骨盤の両側(の腸骨)が後ろから見て下がる方向に歪んでしまいます。(骨盤が下がる)
わずか15分程度足を組んでいるだけで歪んでしまうので、歪みたくなければ足を組んで座ってはいけません。
尚、前述の番組で特に問題と思えるのは、「出産後も自然に閉じるので心配はいらない」という発言です。
正しくは、出産後はさらしを巻いたりして骨盤をしっかりと締めて、1ヵ月くらいは走ったり負荷の強い運動はしないことが重要です。
それをしなかったために、出産後1年以上経っても骨盤がしっかりと締まらずに、「ずっと痛みが出る」とか「ガクガクしてしまって走れない」といった症状でいらっしゃる方が毎年数名はいます。
もし、「それって私のこと?」と思い当たる方は、当院か、お近くのカイロプラクティック院にご相談下さい。
| 健康情報 | 12:20 PM | comments (0) | trackback (x) |


